2025/04/08 22:05



イベント出店を始めた2024年3月から1年が過ぎました。


それまでネット販売を中心に行なってきたのですが、

何だかお客様との考えのずれがある。

そんな事を思いイベント出店を始めたのですが、

予想通り、いざ、お客様と対面で話してみると

自分は少しズレたものづくりをしていたんだなと思う事が多々ありました。


そこから出店をしては、お客様から頂いた意見を持ち帰り商品作りに落とし込む。そうしてまた意見を頂くの繰り返しで、振り返るとこの1年あっという間でした。


まぁ、試行錯誤してお店を運営しても、まだまだ独立の夢は叶っていないのですが…

やはり一筋縄ではいかない業界です。


そんな難しい仕事だからこそ、商品を販売したお金を資金として、工具や新しい材料を買い、もっとレベルの高いものを作るのが正しいとばかり考えていました。

ですが、最近は事業拡大にお金を使わなくても仕事は出来るのかなと思います。


むしろ作家として、あまり材料や道具に頼り過ぎない自分の腕を武器にする事も大事だと感じてきました。

決して大事なのは1つじゃないですけどね。


そんな事を考えると、事業投資に惜しみなく使っていたお客様から頂いたお金が、今までよりも物凄く高価な物に見えてきます。

これからは大事に貯蓄して、ここぞという時に使う物にしていきたいと思います。


革との付き合いは長いですが、経営の事は全くです。

少しずつ勉強ですね…


PROFILE

塩入 和弥

塩入 和弥

Shioiri Kazuya

1996年2月21日生まれ。長野県上田市出身。 18歳の頃、進学を機に東京に移り住む。 学生時代の経験を生かし、舞台大道具会社に就職。美術グループに所属し、背景画から造形まであらゆる美術セットを製作・担当してきた。 その後、17歳のから趣味として行っていた レザークラフトを仕事にしたいという思いから、大手レザーブランドの職人として再就職地元長野県に戻り、同社の軽井沢工房にて技術を学ぶ。 2024年、退職と同時に作家としての活動を開始。 長野県を中心にイベント、催事に出店。2025年現在、ふるさと納税返礼品登録やOEMの受注も開始し、活動の幅を広げております。